成田税関支署は2014年3月20日までに、偽のブランド品の密輸を図ったとして関税法違反の疑いで、千葉県船橋市の通信販売会社「京達ジャパン」と同社社長の呉炎被告(29)=商標法違反罪で公判中=ら中国籍の男2人を告発しました。千葉地検が捜査し、追起訴する見通しです。
告発容疑は2012年10月から昨年5月までに計8回、米国のブランド「トリーバーチ」の標章を模したバッグやイタリアのブランド「ハイドロゲン」に似せたトレーナーなど計410点を、航空貨物で中国から輸入しようとした疑いです。
2人は販売サイトを開設し、中国から取り寄せた商品を日本で販売していました。千葉県警サイバー犯罪対策課が昨年11月に商標法違反(商標権侵害)の疑いで逮捕し、同法違反の罪で起訴されていました。