大阪市西成区のあいりん地区のマンションで高級ブランドの偽物を密売したとして、大阪府警は22日、4部屋でそれぞれ営業していた密売所を摘発、うち3店舗の店長らいずれも韓国籍の男5人を商標法違反(販売譲渡目的所持)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。府警生活経済課によると、密売所の存在を口コミで広げ、初めて来店する客には紹介者の同行を求めていた。
逮捕されたのは、店長の権泰勲(コンテフン)容疑者(44)ら。容疑は今月21日、西成区花園北1の「フローラーなかじま」(11階建て)の室内で、「ルイ・ヴィトン」の偽財布を販売していたとされる。5人は容疑を認めているという。
府警によると、密売所の部屋はいずれも3LDK。プラスチック製の陳列棚が壁際にいくつも並び、ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスの財布やキーケース、かばんがあふれかえっていた。4店舗から計約3万点を押収した。休日には親子連れやカップルが来店していたという。
府警は、密売所があいりん地区で偽ブランド品を販売する露店の供給元になっていた可能性もあるとみて調べている。(毎日新聞から転用)
マンションの一室を使い、口コミのみで紹介者の同行を求めるとは狡猾ですね。約3万点の模倣品とは、すごい在庫ですね。