門司税関は17日、2014年上半期(1~6月)に、偽ブランド品など知的財産を侵害しているとして輸入を差し止めた件数が、1339件(6万5529点)だったと発表した。件数、点数ともに過去最高を更新したという。
同税関によると、差し止め件数は前年同期比27・4%増で、5年連続で1000件を超えた。品目別で最も多かったのは衣類(593件)で全体の約4割を占め、次いで医薬品(223件)、バッグ類(221件)が続いた。
差し止め点数は、中国から国際郵便で運ばれたネイル用アクセサリーを1度に4万点以上差し止めたケースがあったため、前年同期(2万838点)の約3倍に跳ね上がった。
08年以降、中国からの輸入品の差し止め件数が全体の9割以上を占めており、今年上半期も96%に当たる1287件に上った。
同税関の内田芳裕・知的財産調査官は「インターネットを使い、国内サイトだと安心してブランド品を注文しても、海外から偽物が発送されるケースも多い。購入の際は十分注意してほしい」としている。(YOMIURI ONLINE 2014年9月18日)
門司税関でも輸入差止めが過去最高です。
九州にも中国からの模倣品がかなり流入しているようです。
1度に4万点以上のネイル用アクセサリーの模倣品が中国から国際郵便で運ばれたことが数字を押上たとのことです。