偽ブランド品をフリーマーケットで「訳あり品」「型落ち品」などとうたって販売したとして三島署と県警生活保安課は1日、商標法違反の疑いで函南町間宮、会社役員(58)を逮捕した。同署などは同日、会社役員が社長を務める同町間宮の輸入販売会社事務所を家宅捜索し、偽ブランド品23点を押収した。
逮捕容疑は昨年11月22日、三島市で開かれたフリーマーケットで、「デッカーズアウトドアコーポレーション」(米)が商標登録を受けている「UGG」と類似する商標が付いたショートブーツ1足を県東部の60代女性に5千円で販売し、商標権を侵害した疑い。
同署によると、靴は中国から輸入したとみられ、市販の2割ほどの価格で売られていたという。「偽ブランド品を売っている」と情報が寄せられ、同署などが調べていた。「偽物と知っていたが、B級をうたえば問題ないと思っていた」と容疑を認めている。
同日の家宅捜索では、UGGとは別ブランドのバッグや財布の偽造品も押収した。同署などが余罪を調べている。(静岡新聞2015年4月2日)
フリーマーケットでの販売で逮捕です。情報提供による逮捕です。「B級をうたえば問題ないと思っていた」とのことですが大問題です。何と言おうと「模倣品」を売れば、犯罪です。