偽ナイキ販売か ナイジェリア国籍の男ら逮捕

東京の渋谷センター街の衣料品店で、スポーツブランド、ナイキの偽物のスニーカーを販売していたとして、ナイジェリア国籍の男ら3人が商標法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。3人は、いずれも容疑を否認しているということです。


逮捕されたのは東京の渋谷センター街にある衣料品店の経営者で、ナイジェリア国籍の男性容疑者(43)ら3人です。


警視庁の調べによりますと、3人は渋谷センター街にある2つの衣料品店で、スポーツブランド、ナイキのロゴが入った偽物のスニーカー合わせて3足を販売する目的で所持していたとして、商標法違反の疑いが持たれています。


警視庁はパトロールで不審な店を見つけ、20日、ナイキ社の鑑定人とともに2つの店を捜索し、それぞれの店で偽物のスニーカーが3万円前後で売られているのを確認したということです。


これまでの調べで、このうち1つの店では1か月に100万円ほどの売り上げがあったということで、警視庁は店から、およそ50足のスニーカーを押収して鑑定を進めるとともに、偽物の入手ルートを調べています。


調べに対し、3人は、いずれも容疑を否認し、男性容疑者は「スニーカーは売り物ではなかった」などと供述しているということです。


 警視庁は、ナイキ社の鑑定人と怪しい店を捜査していたとのことです。捜査に企業の鑑定人が同行することで即時に証拠を掴めますね。