横浜税関が去年1年間で差し止めた知的財産を侵害した偽ブランド品などの件数が初めて5000件を超え、過去最多になったことが分かりました。
ずらりと並べられているのは、横浜税関が差し止めた知的財産を侵害した偽ブランド品などです。
横浜税関によりますと、去年1年間の輸入差し止め件数は5360件で、初めて5000件を超え、過去最多となりました。なかでも、バッテリーやDVDプレーヤーなどの電気製品の差し止め点数は、おととしに比べて91倍、医薬品がおよそ7倍増えました。9割が中国から送られたもので、最近は、インターネットショッピングが普及したため、国際郵便で輸入された偽ブランド品の差し止めが増えているということです。
横浜税関は、今後も国際郵便での偽ブランド品の輸入が増えるとみて、取り締まりを強化する方針です。(TBS NEWSi. 15日14:21)
横浜税関の輸入差止件数が過去最高となりました。国際郵便の封筒に入れて模倣品を送ると、なかなか発見することが難しそうですね。税関ではX線でも中身を検査していますが、小口郵便の全てをチェックするのは非常に手間がかかりそうです。