東京税関東京外郵出張所を見学しました。
ここは、航空郵便の関税手続きを行う所です。
郵便局の建物の一部に東京税関が入っており、東京税関の職員が
関税手続きを完了した航空郵便を郵便局の職員に渡します。
税関提示装置という税関を行う装置が7台あり、
それぞれに税関職員の方が配備され、関税手続きを行います。
すぐ近くにX線検査装置があり、ブランドのロゴが検出されると開封されます。
ここで、サプリメント錠剤に偽装した覚醒剤約2KG、
衣類ポケット内に隠匿された覚醒剤約3KG、
商標侵害物品(スレンダートーン)約1,300個などが
摘発されています。
侵害疑義品が保管されています。写真には写っていませんが、
後ろの方まで続いています。
侵害疑義品について、認定手続開始から10日以内に
意見書の提出が求められます。
個人の方がネットオークション等で落札した場合でも、
侵害疑義品であればここで止められます。
ここで、2ヶ月位保管され、侵害の疑義が晴れない場合は、
廃棄されます。